整形外科

捻挫

捻挫は靱帯が伸びてしまったり切断されたりした状態で、関節が外力を受けることで発生します。骨には異常がありませんが、外側から強い力がかかることで複数の靱帯が切れる場合もあります。特に足首の捻挫は多く、歩行時に体重がかかるため、放置すると悪化しやすく、疼痛や不安定性などの後遺症を残すリスクが高くなります。スポーツによる捻挫の場合、かばうことで他の部位にも症状が現れることがあります。
当院では適切な治療やリハビリテーションを提供し、日常動作についても具体的なアドバイスを行っています。スポーツパフォーマンスを維持するため、安全なトレーニング指導やテーピング、サポーターの使用法、ケガを防ぐ身体の使い方についても丁寧にお伝えしています。

骨折

骨折は骨が折れることに加え、周囲の神経や血管、筋肉も損傷を受けます。症状は折れた部位や程度によって異なり、軽い痛みの場合もあれば、動けないほどの痛みや変形が見られることもあります。強い症状があればすぐに受診が必要ですが、軽い症状の場合、見た目だけでは打撲や脱臼と区別が難しいことがあります。自己判断で打撲と思って実際には骨折していたケースも多いです

切り傷・擦り傷

切り傷や擦り傷は、日常生活でよく起こる外傷の一つです。こうしたケガは一見軽そうに見えても、深さや部位によっては血管や神経、腱などの重要な組織に損傷を及ぼすことがあります。また、傷口に異物が入り込んでいる場合、感染症を引き起こすリスクもあります。当院では、痛みを最小限に抑えつつ、異物除去や適切な縫合を行い、早くきれいに治るよう努めています。動かしにくさや目立つ傷痕を残さないためにも、少しでも気になる場合は遠慮せずに受診してください。

その他疾患

• 変形性頚椎症
• 外傷性頚部症候群
• 頚椎後縦靱帯骨化症
• 寝違え
• 頚椎椎間板ヘルニア
• 頚肩腕症候群

肩の痛み

• 肩こり
• 五十肩・四十肩(肩関節周囲炎)
• 石灰性腱炎
• 腱板損傷

肘の痛み

• テニス肘(上腕骨外側上顆炎)
• 野球肘(離断性骨軟骨炎・内側側副靱帯損傷)
• 上腕骨内側上顆炎
• 変形性肘関節症
• 肘内障
• 肘部管症候群

手や手首の痛み

• 関節リウマチ
• ド・ケルバン腱鞘炎
• 舟状骨骨折偽関節
• 有鈎骨鈎骨折偽関節
• 母指CM関節症
• TFCC損傷

手のしびれ

• 手根管症候群
• 頚椎椎間板ヘルニア
• 頚椎症性神経根症
• 頚椎症性脊髄症
• 前骨間神経麻痺・後骨間神経麻痺
• 橈骨神経麻痺
• ギヨン（ギオン、Gyon）管症候群

手指の痛み・変形

• 腱鞘炎(ばね指)
• 突き指(マレット変形)
• デュピュイトラン拘縮
• 関節リウマチ
• 手指変形性関節症(ヘバーデン結節・ブシャール結節)
• 爪周囲炎
• グロームス腫瘍

腰や背中の痛み

• いわゆるぎっくり腰
• 腰部脊柱管狭窄症
• 腰椎分離・分離すべり症
• 脊髄腫瘍
• 脊髄損傷
• 坐骨神経痛
• 脊椎椎体骨折(圧迫骨折)
• 腰椎椎間板ヘルニア
• 変形性腰椎症
• 側弯症
• 転移性脊椎腫瘍
• 後縦靭帯骨化症・黄色靭帯骨化症
• 骨粗鬆症
• 仙腸関節痛

足のしびれ

• 腰椎椎間板ヘルニア
• 腰部脊柱管狭窄症
• 慢性閉塞性動脈硬化症(ASO)

股関節(ももの付け根)の痛み

• 単純性股関節炎
• 変形性股関節症
• 特発性大腿骨頭壊死症
• 鼠経部痛症候群(グロインペイン)
• 仙腸関節痛

膝の痛み

• 変形性膝関節症
• 半月板損傷
• 靱帯損傷
• O脚・X脚
• 膝蓋骨脱臼
• スポーツによる膝の障害
• オスグッド病(小児)
• 離断性骨軟骨炎(関節ねずみ)

すねの痛み

• シンスプリント(脛骨過労性骨膜炎)
• 脛骨・腓骨疲労骨折
• ふくらはぎの肉離れ

足首・足の痛み

• 捻挫
• 足関節果部骨折（脱臼骨折）
• 足底筋膜炎
• 扁平足
• アキレス腱付着部炎
• アキレス腱断裂
• 距骨骨軟骨損傷

足指や足爪周辺の痛み

• 外反母趾
• 成人期偏平足
• モートン病
• 痛風
• 巻き爪・陥入爪
• 幼児期偏平足
• 内反足
• 腓骨神経麻痺
• 足の慢性障害

全身の症状

• 運動器不安定症
• フレイル
• 関節リウマチ
• 骨粗鬆症
• 変形性関節症
• 良性骨腫瘍
• 骨折
• 捻挫
• 術後感染症
• スポーツ外傷の応急処置
• 産後の尿漏れ
• ロコモティブシンドローム
• サルコペニア
• 痛風
• ガングリオン
• 軟部腫瘍
• 悪性骨腫瘍
• 小児の骨折
• しびれ
• 術後肺血栓塞栓症・深部静脈血栓症
• 疲労骨折